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転職する人もしない人も、ビジネススキルを磨いて自分の価値を高めておきたいもの。本連載では、それぞれのビジネススキルの解説と、そのスキルを効率的に学ぶコツをお届けする。第1回は仕事が何倍も速く進められるようになる「段取り術」だ。



仕事の「段取り」できてますか?

 朝、出社して、まず一番に手を着ける仕事は何だろうか?
1日の仕事の流れは? スムーズに進められているだろうか?
そして終業時刻。その日の仕事を終わらせ、すみやかに帰路に着けているだろうか?

 もしあなたが残業続きの毎日や、納期に追われるばかりの日々を送っているようなら、一度、仕事の段取りを見直してみるべきだ。仕事の手の着け方に効率の悪いところはないか。時間のかけ方に無駄はないか。業務を進める上で流れの滞っているところはどこか。

 まず1日の流れから見直し、1週間、1ヶ月、3ヶ月の短期、半年、1年以上の中長期に渡るまで俯瞰して、段取りを徹底的に効率化していく。段取りの効率化には、次のような方法がある。

具体例1:「考える仕事」と「考えない仕事」に二分する

 「考えること」を要する企画立案、プレゼン資料作りなどといった仕事は、頭がさえていて、もっとも集中できる午前中にこなす。「考えること」を要さない単純作業やルーチンワークなどは、食後の能率が落ちる時間帯にまとめてやったり、ちょっとしたすき間時間にやれるようにしておく。

具体例2:メールチェックの回数を決める

 たとえばメールチェックの時間を、朝、昼、夕の1日3回に決める。すぐに返信できるものには、その場でどんどん返信していく。熟考が必要なものは、次のメールタイムまでに返信内容を用意しておく。

具体例3:すべての仕事に締切を設定し、逆算する

 プロジェクト単位の中長期的な仕事についても、締切を設定する。そこから逆算して、いつ何をやるべきか、仕事の筋道を立てる。仕事全体を1つひとつの細かいタスクにわけ、時間をゴールから逆算することによって、それらのタスクをいつこなすべきかが明確になり、ひいては仕事を前倒しでやる習慣作りにもなってくる。

 とくに、この「仕事をタスクに分割すること」と、「逆算すること」は、1日の流れのなかでも、ぜひ取り入れてほしい。1日のうちにおいても、細かく自分に締め切りを課すことによって、仕事は断然スピードアップするはずだ。






著者プロフィール
大川内 麻里(オオカワウチ マリ)

1977年、福岡県生まれ。出版社勤務、編集プロダクション起業を経て、フリーランスのライター/編集者。

経営者の父を持つことから、幼いころよりビジネス書に慣れ親しみ、現在は年300冊以上を読む。『夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法』(ダイヤモンド社)では、キャリア女性50人をインタビューし、働き方・生き方に迫った。

ビジネスバイブル3冊は『仕事で本当に大切にしたいこと』大竹美喜、『戦わない経営』浜口隆則(ともにかんき出版)、『プロフェッショナルの条件』P.F.ドラッカー(ダイヤモンド社)。

オフィシャルブログ http://okawauchimari.net/






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