「浅倉南、40歳!」明るく楽しい自虐キャラ姉さん・いとうあさこ登場!
「浅倉南、40歳!」
レオタード姿で飛び出し、リボン演技をしながら
「30をすぎてから、なんかイライラする!」
満面の笑みで自虐ネタを繰り広げるその人、いとうあさこ。先日、40歳の誕生日を迎え、それを記念して、著書「あさこ40歳。~私、生きてる!~」を上梓した。
いわゆるお嬢さま学校に通い、箱入り娘として育ったという彼女が、なぜイバラのお笑いの道に進んだのか? また、先輩芸人からはかわいがられ、後輩芸人からは姉貴のように慕われる彼女の人付き合いのしかた、処世術とは? いとうあさこの40年を振り返ってもらった。
――子どものころは、どんなお子さんでしたか?

好かれたい願望が異常に強い子どもでしたね。いまもベースでどこかに残っているとは思うんですが。当時は完全に「キャンディ・キャンディ」の影響で、みんなに愛される素晴らしさをいいなと思って見ていました。家族のなかでも、私は兄と妹に挟まれた中間子として育ったんですが、たとえば、兄と妹、2人が遊んでいると、どうせ私なんかって思ったり。もちろん、私も兄とも妹とも遊んでいるんですよ。
でも子どもの被害者意識って異常じゃないですか。親が怒ったことを根にもって嫌われてるんじゃないかなって思ったり、兄妹のなかで自分だけ運動神経があったり、右利きだったり、父と妹がものすごく似てたりってだけで、「私、うちの子じゃないんじゃないかな」って思ったり。それで、外面のいい、外に愛情を求める子に育っていましたね。1人でも多くの人に好かれたいって願望を持っていたところに、キャンディ・キャンディの影響を受けて、完全に思い込んじゃったんですねぇ。
――そんな幼少期の愛されたい願望が、いまに影響していることは?
接する人によって、態度が自然と違っちゃうんですよね。たとえば、お兄ちゃんっぽい人には妹っぽく接したり、後輩には「ちょっと飲みに行こうよ」っておっちゃんっぽくというか、アネゴ的に接したり。
自然にスイッチが入るんですよね。そのほうが、楽だし自然なんです。その場その場で順応していくっていうのかな。そうできないところでは、心を閉ざしちゃったりも。相手も心地いいんじゃないかって? そうですかね? でも、いやな人はいやでしょうけどね。(次ページへ続く)



