大手SIerのデータセンター管理者への転職に成功
今回は、Aさん(30歳・男性)のキャリアアップ転職の事例を紹介し、その成功の秘訣を、テクノブレーン株式会社 のキャリアコンサルタントが分析する。
Aさんは、「運用のスペシャリスト」を目指し、最終的には大手SIerのデータセンター管理者となった。年収も、約70万円アップしている。そこにたどり着くまで、どのような道のりだったのだろうか?
ベンチャー企業でのSE業務を通じて運用の重要性を認識
音響技術の専門学校を卒業したAさんは、音響エンジニアではなくITエンジニアの道を選択。まずプログラマとして、携帯電話向けWebアプリケーション開発や客先常駐での業務システム開発を経験し、PerlやPHP、データベース、Webアプリケーションまわりのスキルを習得した。
その後、企業向けのホスティングやASPサービスを手がけるベンチャー企業へと転職。SEとして、Linux+IAサーバを中心とした、インターネット系システムのインフラ設計・構築などに携わることになった。
このベンチャー企業はMSP(Management Service Provider)事業に注力していたこともあり、SEの業務はシステム開発だけに留まらない。いわゆるサーバ運用SEとしてシステム運用管理全般を行うのはもちろん、データセンターの選定や移設、iDC事業者との折衝、サービスメニューの立案なども、幅広く担当することになる。
こうした業務にかかわる中で、Aさんは運用管理の重要性を認識し、システム開発においても常に「運用を意識した最適な基盤を構築する」という信念を持つようになった。




