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転職する人もしない人も、ビジネススキルを磨いて自分の価値を高めておきたいもの。本連載では、それぞれのビジネススキルの解説と、そのスキルを効率的に学ぶコツをお届けする。第7回は「整理術」だ。【バックナンバーはこちら】



整理術とは検索性を高めること

 今回取り上げるビジネススキルは「整理術」。ひとくちに整理術といっても、その対象はさまざまだ。モノ、情報、思考、時間……。

 しかし目的はただ1つ。効率よく仕事を進めるために、これらを整理し、必要なときに適宜取り出せるようにする。すぐに取り出せるようにするということは探しやすくする、つまり検索性を高めるということだ。

 一般的なビジネスパーソンが探し物に要している時間は、なんと年150時間にも及ぶのだそうだ。もったいない、としかいいようがない。きちんと整理して検索性を高くしておくだけで、浮いた時間をもっとクリエイティブな仕事の時間に当て、生産性を高めることができるのだ。

 検索性を高めるコツは、整理に一定のルールを課すこと。たとえば下記のようなルールがある。

(1)分類はほどほどに

 まずは分類しすぎないこと。だいたい3つくらいのグループあるいは階層にわけておくのが妥当である。

 モノは使用頻度や使用場面によってしまう場所を段階づけていく。よく使うモノはデスクの上、たまに使うモノは手の届くラックの上、めったに使わないモノは引き出しのなかにしまう、というように。

 書類はラックやボックスを用いて、進行中、保留中、終わったものをわける。PCのファイルは

取引先別のフォルダ

その下位に案件別のフォルダ

さらに下位に内容別のフォルダ

に階層をわけて保存する。

(2)ファイル名のつけかたは「日付+プロジェクト名+内容」

 たとえば2009年3月1日に着手したプロジェクトAの企画書であれば「090301_A_企画書」。ファイル名を一見しただけで、それがなんのファイルなのかを判別できるようにしておく。

 またプリントアウトする際には、フッターにファイル名と印刷時間、ページの情報が印刷されるように設定する。

 書類を入れたクリアファイルにも、日付とプロジェクト名を書いた表紙をつけよう。

(3)紙資料は電子ドキュメント化

 紙資料はかさばる上に、必要なものを探し出しにくいので、スキャンしてPDFファイルにし保存しておく。ファイル名のつけかたのルールから、いつのどんな内容の資料か引くことができる。

 またPC内のファイル検索にはGoogleデスクトップ検索を使うとよい。ファイル名はもちろん、ファイルの中身に含まれるキーワードでも検索できる。






著者プロフィール
大川内 麻里(オオカワウチ マリ)

1977年、福岡県生まれ。出版社勤務、編集プロダクション起業を経て、フリーランスのライター/編集者。

経営者の父を持つことから、幼いころよりビジネス書に慣れ親しみ、現在は年300冊以上を読む。『夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法』(ダイヤモンド社)では、キャリア女性50人をインタビューし、働き方・生き方に迫った。

ビジネスバイブル3冊は『仕事で本当に大切にしたいこと』大竹美喜、『戦わない経営』浜口隆則(ともにかんき出版)、『プロフェッショナルの条件』P.F.ドラッカー(ダイヤモンド社)。

オフィシャルブログ http://okawauchimari.net/






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