変えようと動き始めることで、大きな差がつく

「資格受験の心がまえということでは、まず自分を変えるという強い意志を持つことが大事です。オバマ大統領の選挙スローガンは“Change!”でしたが、これは、まさに資格受験にも言えることです。人は、何もしないよりは、“Change!”している人の方が輝いています。
人はみずから『変わろう』と思うことから変われるものですし、変化を望むことが成長のきっかけになるからです。このインタビュー記事を読んだ方が、『ならば、やってみよう』と思うことができれば、その時点ですでにその人にはプラスの評価が与えられるでしょう」
とはいうものの、新しい目標に向かって自分を変えていくのは、なかなか勇気も決断もいるものだ。「わかってはいるけど、踏み出すきっかけがなくて……」と悩む人が、最初の一歩を踏み出すにはどうしたらよいのか?
「勉強だと思うから、イヤになってしまうんです。実はぼくも、むりやりする“勉強”は昔から大嫌いです。だから、まず『憶えたい』『できるようになりたい』という願望を持つようにするんです。ぼくの場合は、何か知らないことやできないことがあると、じっとしていられない性分がうまく働いているのですが、他の人も何か自分をしむけるような動機を持つといいでしょう。
この資格をとれば憧れの仕事に就けるとか、収入がアップするといったリアルな動機でももちろんかまいません。要は、いま自分がやっていることの他に、こういうことをやってみよう、できるようになろうというマインドを持てれば、まったく心がまえが違ってくるはずです」
企業が欲しい「苦しいときにひと踏ん張りできる人」だと、資格で証明しよう
だが、こうした記事のようなきっかけから、「自分もやってみよう」と思った人が10人中8人いたとして、実行に踏み切れる人は2人いればいいのも事実だと中村さんは言う。
「それくらい、思うのと実行するのには大きな距離がある。それだけに、意を決してチャレンジしてみることの意味は大きいんです。企業が応募者の面接をする場合、どこで評価に差をつけるかというと、“苦しいときにもうひと頑張りできる人”かどうかを見ます。資格でも仕事でも、逃げ出したい、できればやらずにすませたいことを、あえてやりきる気力を持った人に、企業は来て欲しいと思うのです」
大学講師も務める中村さんによれば、「最近の若者の傾向として、こういう困難へのチャレンジをできる人とできない人とに二極化してきています。それだけに、何かを『やってみろ』と言われてやり遂げた経験のある人は、間違いなく成功できますね」という。なかなか耳が痛い話だ。(次ページへ続く)













