「嫌なことは後回し」。損だと知っていながら誰でもついやってしまいがちな習慣ですが、それを断ち切る7つの方法を紹介させていただきます。



 「嫌なことを後回しにして失敗」…仕事でもプライベートでもありがちですよね。これは人生を短いスパンで見ても、長いスパンで見ても発生している現象であると言えます。伝票を月初まで持ち越してしまって、いざ切ろうとしたら金額が変!みたいな小規模なものは、笑いごとで済んでしまいますが、「ちょっと会社の経営状況が思わしくないし、あと、もともとすごくやりたい仕事でもないよなぁ…でも、自己PRとか志望動機を書くのは面倒だし、どうやって次の仕事を決めるんだろう…などとモヤモヤしているうちに、同期が転職したりしていると、ちょっと笑いごとではすまなくなりますよね。

 わたし自身、嫌なことを後回しにするのが大好きで、その癖はいまだに抜けません。そして、ええ歳のオッサンになると、根拠のない自信に満ち溢れてくるため、「この歳で嫌なことを後回しにしている俺ってなんだかチャーミングで母性本能をくすぐるかも!」などと思ったりもするものです。まあどう考えても母性本能をくすぐるわけはないのですが、それはともかく、オッサンになって「嫌なこと後回し病」を多少治療できたところもあるので、わたくしが試している方法を列挙させていただきます。 

(1)楽しいことへのルートを物理的に遮断する

 わたしの場合ですが、どうにも気が乗らない作業があった場合、喫茶店で作業しています。家にいると誘惑が多すぎるからです。

 さらに、まったく集中できなくて期限が迫っている場合は、携帯も家に置いて行き、「短時間で出たら損」と思えるように、やや高めの喫茶店に行きます。

 こうなってくると、ほとんど籠城みたいな気分ですが、そうすると、作業のスピードが飛躍的にアップします。いちいち家に帰ってネットを見たりするのは面倒なので、「はやく原稿終わって家に帰ろう」という気持ちになります。仕事でもそうですが、楽しいことへのルートを、気持的に近付かないようにするのではなく、物理的に遮断するというのが有効です。 

(2)チョットだけやる

 嫌な仕事だから、「全部やる」と思うとしんどいので「チョットだけやるか」というのも、比較的有効な手段です。

 一口に「後回し」と言っても、後回しにしたときのリスクが甚大なものとそうでないものがあります。最悪なのが、後回しにして取りかかったとたんにお手上げになってしまうパターン「ああ…メールをもらってすぐ着手していたら、こんな大惨事にはならなかったのに…」

 チョットだけやる、というのは、その仕事の味見みたいなものであり、本当にヤバい仕事は、チョット取りかかっただけでみるみる暗雲が立ち込めてしまい「放置していたら大変なことになってたわい」と胸をなでおろすことでしょう。また、逆にチョットやってみて、「思ったほどつらくないな」と思えたら、それはそれでラッキーです。 

(3)マイペースであることを内外に知らしめる

 自分で自分のことを律するのは非常に難しいものです。ということで、周囲にリマインダーをお願いしてしまう、コケティッシュな手段もあります。

 わたしも、「何でも穴だらけ」であることが知られているために、周囲が「大丈夫?」と確認してくれることが多いです。その結果、「一見ちゃんとしているけど実はユルユル」という人よりもミスの数は少なかったりするので世の中面白いですよね…ということで、ちょっとイメージは悪くなりますが、最悪の事態を防ぐためには、周りにも注意してもらうようにすると、大失敗を防ぐことができてお得です。 


 
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INDEX
「嫌なことを後回しにする人」から脱却する方法
(1)楽しいことへのルートを物理的に遮断する

(2)チョットだけやる

(3)マイペースであることを内外に知らしめる

(4)後回しにしていることについて具体的に考えてみる

(5)後回しにしなかったときの小さな成功体験を積んでいく

(6)後回しにした人をガン見する

(7)後回しにしていることを意識的にクヨクヨ考える





著者プロフィール
ココロ社(ココロシャ)

大阪府出身。東京大学文学部を卒業後、ゲームのプランナーを経て、現在は平凡なサラリーマン。商品企画、広告、ソフトウェア開発などを中途半端に経験する。その傍らでブログ「ココロ社」を運営。昆虫写真は「気持ち悪い」と不評だが、youtubeのオリジナル動画が海外のニュースサイトなどで注目を浴び、また、ネットでの複雑な人間関係を解きほぐす記事などが好評で、各種の賞を受賞する。



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