お笑い芸人は、芸のとおりちゃらんぽらん? いえいえ、苦労しています。話題のお笑い芸人が、挫折、苦悩、将来への不安など、自らの半生を語ります。今回お届けするのはゆってぃ後編。先輩芸人のムチャぶりでキャラを確立したのち、ブレイク! その裏で本人はどう感じていたのか? 本音に迫ります。【バックナンバーはこちら】



ブレイクして、家族のような先輩たちに喜んでもらえた

――『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系列)に出るようになったいきさつは?

 爆笑レッドカーペットのオーディションは、10~15回くらい受けていたんです。はじめは、「こうしたほうがいいよ、ああしたほうがいいよ」ってアドバイスをいただいていたのですが、中盤ぐらいになると、オーディションの審査員の方々がファンになってくださっていて。「ファンすぎて、客観的な判断ができない」と。

 そこで、お台場冒険王の「出張レッドカーペット」に出る機会をいただいたんです。1日に20組ずつ、計60組が出て、上位5組が爆笑レッドカーペットに出られるという仕組みで。結局、上位5組からはもれてしまったんですが、その3日後に収録が決まりました。

 それで、第1回目の出演で、ズボンのチャックが壊れて、パンツが出ちゃうってアクシデントがあったんですけど、「1回目であれが起きるのは神がかっている」っていわれて、それから継続的に出させていただいていますね。

 「ワカチコ」に「若さ・力・根性」って意味を後付けしてくれたのも、爆笑レッドカーペットのスタッフさんです。

――売れてから、まわりの反応はどうですか?

 人力舎のみんなは喜んでくださっていますね。僕と東京03さんが売れ残りみたいなかんじで残っていたので、本当にうれしいといってくださっています。人力舎は上下関係がないんですね。派閥なんかもない。たとえば、一番上がアンジャッシュさんだから、渡部派、児嶋派みたいになりそうなものだけれど、そんなのぜんぜんないんです。

 先輩方のみなさん、先輩扱いされるのが好きじゃないんですね。気を使う後輩とは遊ばない。あと、お笑いのことが大好きじゃないと仲良くはなれないと思います。情報交換とか、ガチで相談とかしてますからね。たとえば、トーク番組に出て、結果が残せなかったときには、アンタッチャブルの山崎さんに相談しました。山崎さんは百戦錬磨の方ですからね。

――東京03さんのキングオブコントでの優勝のときは?

 もう、みんなしてガチの喜び方でしたね。勝つだろうとは思ってはいるけれど、決まった瞬間のみんなのあの喜びようといったら。僕なんか3人に送るメールをそれぞれ用意しておいて、決まった瞬間に「うぉっしゃー!」って送信しましたもん。マネージャーも含めて、みんな家族みたいなかんじですね、人力舎は。(次ページへ続く)


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「お笑い界のスーパーアイドル」ゆってぃ登場【後編】 抱かれるイメージに戸惑い 素の自分とのギャップを語る
ブレイクして、家族のような先輩たちに喜んでもらえた

「ゆってぃ」のキャラのままだと誤解されることも

素の自分とキャラ「ゆってぃ」とのギャップを語る




著者プロフィール
大川内 麻里(オオカワウチ マリ)

1977年、福岡県生まれ。出版社勤務、編集プロダクション起業を経て、フリーランスのライター/編集者。

経営者の父を持つことから、幼いころよりビジネス書に慣れ親しみ、現在は年300冊以上を読む。『夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法』(ダイヤモンド社)では、キャリア女性50人をインタビューし、働き方・生き方に迫った。

ビジネスバイブル3冊は『仕事で本当に大切にしたいこと』大竹美喜、『戦わない経営』浜口隆則(ともにかんき出版)、『プロフェッショナルの条件』P.F.ドラッカー(ダイヤモンド社)。

オフィシャルブログ http://okawauchimari.net/



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