オピニオニスト情報「常見 陽平」
株式会社クオリティ・オブ・ライフ チーフプランナー、人事・組織コンサルタント、就職ジャーナリスト。
大学卒業後、株式会社リクルートに入社。とらばーゆ編集部、トヨタ自動車との合弁会社などに在籍。2005年には株式会社バンダイに入社し、新卒採用担当として同社を人気企業ランキングベストテン入りに導く。
2009年より現職。企業の採用活動支援、人材育成、大学のキャリア教育支援、就職支援などを担当する。
著書に『就活格差』、『内定を決めたひと言』(中経出版)、『人生を変える朝活!』(青志社)があり、朝日新聞で『就職のススメ』を連載中。
10万部を超える大ヒットとなった『就活のバカヤロー』(石渡嶺司・大沢仁 光文社新書)では企画ブレーン担当を務めた。
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空前の不景気です。なんせ、大恐慌時代ですから。有効求人倍率は0.59倍ですよ。人材系各社は中途募集の案件がなく悲鳴をあげています。しかも、もっと厳しくなるという見方があります。逆に言うと、「今はまだマシかも」とも言えます。また、アクションしなければ転職もできなければ、天職にも巡り合えません。伸びている企業はあり、アナタを求めているかも。まぁ、転職するにしろ、そのまま働くにしろ覚悟が必要な時代ですね。
ワーク・ライフ・バランスというよりは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を意識するべきだと思います。低成長な時代こそ、QOL向上を追求するのです。仕事は人生のすべてではありません。仕事だけの人生は視野が狭くなります。視野が狭くなると仕事ができなくなります。負のスパイラルに陥りますよ、きっと。もっとも、生活を充実させるためには、アリのように働かなければならないということも忘れてはいけませんけどね。
学生と社会人では世界が変わります。価値を提供してお金を得るのが社会人。当然、簡単ではなく、厳しく世知辛い世界になります。「息の仕方」が違うとも言えるでしょう。エラ呼吸から肺呼吸に変わるくらいの変化です。意識改革を促すためにも、新人時代にビジネスの基本を叩き込むうえでもスパルタ新人教育は妥当だと思っています。ただ、誤解なきように言いますが、体罰、言葉の暴力は論外です。コンプライアンスの時代ですしね。
結論から言うと、遅くないです。本人の意思次第です。私自身、30代半ばでベンチャー企業に飛び込みました。
1つ言いたいのは「ベンチャー」をひとくくりにしないこと。歴史、規模、資本構成、上場しているかなど、形態はさまざまで、それぞれ働き方と醍醐味が違います。
資本参加するのか、幹部なのか、メンバーなのか。これによっても条件が変わってきます。
ベンチャーの何が魅力で、どう働きたいのかを考えてみましょう。
業績が悪化してくると、人件費抑制が課題になります。ただ、日本企業では、道義的なことも含め、すぐに正社員リストラには走りません。派遣社員、アルバイト・パートなどの解雇が行われます。並行して、新卒採用の抑制、ストップが行われます。さらに、グループ会社を含めた配置転換、希望退職者の募集などが行われます。これらを経て、満を持して正社員のリストラが行われます。つまり、現在はリストラ開始の数歩手前なワケです。
ワークシェアリングの日本での定着に向けては、意識の問題、結果として給料が減ることに対する抵抗感が壁となりますが、他に業務の「標準化」、担当の切り分けもカギとなっています。「仕事」に「人」をつけるのではなく、「人」に「仕事」をつけていくのが日本企業。結果、業務がどんどん属人的になっていきます。「標準化」が進みませんし、そうなった業務の担い手は正社員以外に移っていますからね。悩ましいところです。
面接はお互いを確かめ合う場。「する側」と「される側」はありません。ミスマッチを解消するためにも自然体でいきましょう。ただし、まずマナーを守りましょう。個性の前にまずマナーです。マナーも守れない「ありのまま」は無礼です。また、相手にとって理解できるようなコミュニケーションを心がけましょう。今後の成長可能性も含めて、ちょっと背伸びした自然体、「ありたいまま」がちょうど良いのではないでしょうか。
「条件・待遇」は人が組織を選ぶ上での大切なポイントです。ここはしっかりと押さえるべきでしょう。
ただ、単に「給与アップの交渉」というガッついた姿勢ではなく、「事実をもとにした大人同士の会話」を心掛けたいところです。事実を元に、経験や実績、できること(あるいは苦手なこと)を伝え、それを元に希望年収を伝えましょう。
そして、これからどのような仕事が任されるのか、評価や昇進・昇格、昇給はどうなっているのかを確認しておきたいところです。
「やりたいこと」の実現と年収アップを実現している方は多数いらっしゃいます。年収は仕事価値に対する評価とも言えます。どれだけの価値を提供したらいくらもらうべきなのかということを意識しましょう。提供価値アップを実現すれば、やりたいことをやりつつ年収アップが実現できます。年収を決める際はこれまでの実績、成長の期待値を元にじっくり話し合うことも大事です。年収は自分で決めるというスタンスを大切にしましょう。
採用担当者にはさまざまな業界・企業の動向に関する情報が入ります。隠したところで、「将来性に不安を持っているのだろうなぁ」という想像はするものです。採用担当者も「なぜ転職しようと思うのだろう?」と常に考え、ポジティブな理由、ネガティブな理由をそれぞれ確かめようとするものです。
将来性の不安だけの理由で転職する人を採りたくはないものまた事実。それを上回る前向きで力強い転職理由をぜひアピールしましょう。
同じ業種、職種でも企業によって求められる力は違うものです。同じ経験、スキルでもアピールするポイントや見せ方は違ってきます。あるプロジェクトの成功体験でも、どの部分にフォーカスしてアピールするべきなのかなど違いがあると思います。各企業の「強み」や、「求める人物像」の「違い」を意識し、同じ事実でも見せ方、重点的にアピールするポイントを変えるべきでしょう。企業ごとの「違い」の意識は、就転職の鉄則です。
資格取得者自体は転職市場にはそれなりにいます。採用基準は仕事ができそうかどうか、一緒に働きたいかどうかです。30代以上の転職では、どのような経験をしてきたのかが問われます。より困難な仕事、難易度が高い仕事に向き合っても負けないタフさ、これからも成長しそうかどうか。組織風土とマッチするかどうかもポイントです。たしかに難関サムライ資格は見栄えがいいですが、資格だけのガラスのケースだとしたら問題ですね。
まず、「対人関係が得意」だと自分で思い込んでいる人は、実はコミュニケーションがちゃんとできていないことがよくありますのでご注意ください。面接では、普段の会話以上に自分のことを深く聞かれますので、練習が必要ですね。ウリは口が上手いだけだと痛いですね。
一方、相手を味わう場ですから、自分から積極的に発言しないタイプの方も、面接官が魅力をひき出すコミュニケーションをしますのでご安心を。
積極採用企業を疑うのは転職活動の基本です。
1)離職率が高い
2)マネジメントが混乱している
3)人海戦術で、気合と根性で勝負している
4)増員で信頼を得ようとしている
5)業績悪化時に人員増が重荷になることも
6)営業部門増員は転職者の人脈を利用しようとしていることも
7)管理部門増員は管理がずさんだった可能性も…。
このようなリスクがあります。もちろん、業績拡大中の優良企業もありますので、積極採用の背景を見極めましょう。
職場に馴染むことは大前提です。職場のカルチャーと、同僚の人柄を理解しましょう。前職の話は聞かれたとき以外は言わないことです。妙な反感を買うだけですよ。私も大失敗しました。馴染む以上に大事なのは「この人を採用してよかった」と思わせることです。「使えない人」と思われたら終わりです。期待されることは何なのかを考え、3ヵ月以内にプチ成果を出すべく、努力しましょう。結果が出なくてもプロセスで圧倒しましょう。
転職エージェントに何社か登録したことがあります。担当キャリアアドバイザーのスキル、転職エージェントのマッチング方針により大きく違いが出ますね。杓子定規に経験年数や年収で提案を決めるダメ担当者も。これではネットで検索するのと同じです。複数登録すると同じジョブを提案されることもあり、どの業界・企業が人を探しているのかもわかりますし、自分の志向もより明確になります。納得のいく転職をするためには当然です。
派遣・契約社員は雇用の安定リスクがあります。景気悪化により契約更新が見直されます。待遇面では、派遣社員は時給が高いこともありえますが、交通費や賞与が出ないのが普通です。社員登用されることもありますが、本人の努力の他、職場の方針によるところが大きいので、紹介予定派遣以外では難しいです。その紹介予定派遣でも、業績悪化により正社員登用が見送られたケースもあります。「とにかく仕事を確保」なら話は別ですが。
たしかに、採用担当者や、転職エージェントのキャリアコンサルタントの中には杓子定規に条件で切る人もいます。ただ、人間は何歳になっても成長します。私も、条件が合わずあり得ないと思っていた職種への応募を打診され、驚いたことがあります。
「これから成長しそうかどうか?」が問われます。大きく成長した体験など、あなたの行動特性を伝えましょう。スキル・経験の不足を補うようなアピールポイントはもちろん伝えましょう。
志望動機を書ける人はごくわずか。たいてい入りたい想い(入社意欲)だけであって、「一緒に働く理由」、もっと言うと「アナタを雇って得しそうな理由」を伝えられていません。志望動機を書くためには、
1)自己分析による強みの棚卸し
2)生の情報に接した上での業界・企業・職種研究
3)5W2Hでのシナリオ構築
4)自分の言葉での表現
5)想いをこめて劇的に伝えること
が大切。もっとも、欲しい人は志望動機がイマイチでも口説き落とすのですが。
ベテランかよりも、最前線で活躍し市場に精通しているエースがいいですね。転職は報連相が大切なので、チャキチャキと対応してくれる人がいいと思います。なかには企業に人を「つっこむ」担当者もいるのでご注意を。最初に厳しい現実を伝え期待値を調整し中小の案件から紹介し成約率を上げている会社もあります。本人が納得すればいいのですが。案件の紹介理由に説得力があるか、マイナス面も教えてくれるかどうかにも注目したいです。
仕事ができそうかどうか、人生が充実してそうかどうか、健康かどうかは顔つきに現れます。生まれつきの顔でモテるのは20歳までで、それ以降は自分の顔つきに責任を持たなければなりません。少なくとも、面接の前後はよく寝て健康な状態で臨みたいですし、朝と、面接前には顔のチェックをしましょう。職種によっては髪型や服装は個性的なものでもかまいませんが、不潔でないこと、不快感を与えないことにコダワリたいですね。
ワークシェアが前職でどのように導入され、なぜ自分が適応されたのかということを具体的に説明できるかどうかにかかっています。気の毒な話ですが、上手く説明しないと、「ワークシェアによりお給料を下げざるを得なかった人」として評価されてしまいます。私は何度か転職活動をし、実際2度したわけですが、前職の雇用条件や年収がモノを言うことは間違いないですし、改善することは難しいということをご認識ください。
「募集していません」自体がウソ。「公募」を行っていないだけであって、スポット的に案件は発生しています。優秀な人がいるなら採用するという会社もあり、潜在的な求人はあるのです。某メーカーでは、飛び込みで履歴書を持ってやってきた人をいきなり採用にしました(実話です)。履歴書を送付する、転職エージェントに登録し行きたい会社の案件がないか聞いてみるのは手です。もちろん、マナーには細心の注意を払いたいですが。















3つめもうちょっと書こうよ なんか尻窄みになっ...
kishida0x01 03/14
自分磨きとしての恋愛・これいい表現ですね。 ...
ゆう 03/08
お父様もカー君に似てカッコいいですよね☆ ...
彩野 03/01